イエス様とは誰ですか。
フィンランド語原版執筆者:
シルッカリーサ・フフティネン(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)
日本語版翻訳および編集責任者:
高木賢(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)
「イエス様は救い主です」、という短い言葉で初期のキリスト教徒たちは自分の信仰を告白しました。
イエス様は人としてお生まれになった神様の御子である、と彼らは信じました。
「イエス様は主です」、という短い言葉の中に彼らの信仰が端的に表現されています。
新約聖書に含まれている四つの福音書は、イエス様についての「よき知らせ」(福音)を私たちに伝えてくれます。
どのようにしてイエス様が、聖霊様の働きによって処女マリアからお生まれになったか、この世で生活し教えられたか、力ある奇跡を行われたか、などということについて福音書は語っています。
イエス様は「真の神であると同時に真の人でもある」という特別な方であること、イエス様の受けられた苦しみと十字架の死、イエス様が三日目に死者の中からよみがえられたことなどが、キリスト教の核心をなしています。
あなたにとって、イエス様はどのような存在ですか。
イエス様にどのような態度をとるかによって、永遠の世界での居場所は決まります。
ですから、さっそく聖書を手に入れて読み始めましょう!
復活なさったイエス様は、今日もこれからも永遠に活きておられます。
ということは、今でもイエス様に出会うことができるのです。
そして、イエス様がどのようなお方であるか、知ることもできます。
イエス様を通してのみ、私たちは救われ、神様と一緒に生活できるようになります。
「この人(イエス様)による以外に救いはない。
わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。
(聖書の使徒言行録4章12節)
詳しく見る、信仰のABC、第5章 救い主