イエス様について知るためにはどうすればよいですか。

フィンランド語原版執筆者: 
シルッカリーサ・フフティネン(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)
日本語版翻訳および編集責任者: 
高木賢(フィンランドルーテル福音協会、神学修士)

聖書は、世界中で今まで最も多く印刷され配布されてきた書物です。
この聖書の後半部をなす新約聖書は、イエス様の教えや譬えを記述しています。
新約聖書を通してイエス様がどのような方かを知るのが、最善のやりかたです。
新約聖書を読むことで、イエス様を個人的に知っていた人やイエス様と共に歩んだ人に起きた出来事について知ることができます。
また、イエス様のこの世での生活、十字架の死、死者の中からの復活についても知ることができます。

イエス様が弟子たちの中から特別の任務のために選ばれた人々は「使徒」と呼ばれます。
この使徒たちによって書き留められた手紙が、新約聖書には多数収められています。
それらの手紙は、初期のキリスト信仰者や教会の様子を生き生きと伝えてくれます。
手紙に登場する人々の中には、イエス様に直接会ったことがない人たちもいました。
にもかかわらず、彼らはイエス様のことを知っていました。
彼らはすでにイエス様について読んだり聴いたりしたことがあったからです。

今日でも、イエス様を知って信じている人たちが世界中にいます。
聖書に基づく教えを聴き、祈り、聖餐式に参加するために一緒に集まる教会の礼拝で、私たちは彼らと会うことができます。

あなたも一緒に教会に来ませんか。
そこでは、イエス様の友人たちに会うだけではなく、イエス様ご自身にもお会いすることができるのですから。

イエス様ご自身が言われています、

「わたしの教えはわたし自身の教えではなく、わたしをつかわされたかたの教えである。
神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教えが神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。」
(聖書のヨハネによる福音書7章16〜17節)

イエス様、私はあなたとお会いしたいのです。 あなたも私を迎えてくださいね。