1)「世」という言葉は新約聖書でふたつの意味をもっています。 それは何ですか?
2)「世から出たものではなく」という言い方はどういう意味でしょうか?
3)「権威」(「ローマの信徒への手紙」13章1節)という言葉は聖書の翻訳やルター派の神学などで使われています。 これは現代の世界では何に相当するものでしょうか?
4)「マタイによる福音書」5~7章で展開される「山上の説教」でイエス様は「悪人に手向かうな」(5章39節)と教えておられます。その一方で、犯罪者を逮捕し処罰することがキリスト信仰者の職務となる場合もあります。 「律法と福音」の区別を大切にするルター派の見方に立つとき、このような職務の必要性と正当性をどのように説明できるでしょうか?
5)「国家に対して忠実でなければならない」という義務にはいかなる状況においても服従しなければならないのでしょうか。 それとも、服従にも限界がありますか?
6)キリスト信仰者はどのような場合にキリストを信じていない人々と共に働く義務がありますか?
7)キリストが聖餐の聖礼典に実際に存在しておられることは、ルター派の信仰によれば、どのように理解されているのでしょうか?